みつあさ日記

街に自動車学校の教習車をよく見かけます。
進路が決まった学生さんが大半では
ないでしょうか。
この光景を見るたびに自分の普通一種免許取得の
頃を思い出します。

運転が好きな私は、もちろん早くで取得しましたが、実はこの時期ではありませんでした。

誕生日が3月下旬なので、路上教習ができなかったからです。

3月下旬は、既に決まっていた就職先の研修センターにいたのでした。

免許は、18歳以降しかるべき時に取得しようと
就職先の研修に集中しました。

そして、4月

社会人として歩みだし、日々の業務に
ただただ追われる。
どんな仕事もそうですが、覚えること慣れることが
「仕事」であり、身につくまで時間もかかる

慌ただしい日の　とある休憩時間

同期のみんなとおしゃべり

「やっぱり免許欲しいなー、休日とかドライブしたりして気分転換できたらいいよねー」

「だよねー、毎日忙しくて仕事ばっか！
島ってドライブするのに最高よねー」

「でも、免許持ってないし、いつ取りに行けばいいのか、、」

「うんうん、私も欲しいけど、取りに行く時間が取れないよねー」

「そだ！みんなで日曜教習行こうよ！」

「日曜教習？」

「何ヶ月か日曜日　潰れちゃうけど
みんなで行けばきっと楽しいし励ましあえるし
みんなで行こうよ！」

と、切り出したのは　短大卒　2つ年上の
お姉さん同期

と言うわけで　同期4人(くらいだったと思う)

で、いざ日曜教習にくりだした。

文字通り　日曜日だけの教習

1週間　あくので、

忘れてるんですよー、前回習ったことを。

みんなで復習しますが、ハンドル握るときは
1人ですから。

それでも、励ましあって　がんばって

なんとか　みんなで　合格を勝ち取りました。

たしか、日曜日を教習に使った期間は

3ヶ月くらいだったかと。

でも、なんか

あっという間だった気がします。


父の運転が好きで　憧れて
車が好きになった私

自分で運転できる気分は格別でした。



あれから、30数年たって

現在　バスの運転士

あの頃の私は、自分がバスを運転するなんて
微塵も思っていなかった。

だって、「女性がバスを運転する」概念が
なかったですから。


大きな車の運転の仕事は女性も出来る！

ことを目の当たりにしたのは

内地(本土)に出てからでした。

私のある意味の　覚醒は　そこから始まりました。



この季節、

いろいろな思いを抱いて旅立つ若者が多いです。

自分の目で見て　体験して感じることは

インターネット社会になった今でも

きっと大きな意義があるのでは
ないでしょうか(^^)


それぞれの　「前進」

勇気を持って歩み出して欲しいです。


あ、

交通安全もお忘れなく╰(*´︶`*)╯♡